図−T1 長者ヶ平遺跡を原点とした御蔵堂と天ノ逆鉾への到着図(2013.2.8 図面追加)

 
神社配置が天体現象を投影したものではないかとするご指摘や、長者ヶ平遺跡が原点であるとしたこれまで誰も想像したこともない説を予定に書いたことで、このサイトがトンデモサイトだとする噂も出ているようなので、そのような考えを払拭する目的で図−T1を急遽アップロードしました。これはまだ一部です、詳細な説明はしばらくお待ちください。これまでの主張通り東日本に通じる線や、またまだ驚く線が数多くあります。常識の壁から抜けられない人達をあまり驚かさないように小出しで紹介して行く予定です。

 また、掲示板でありました、天体現象を地上に投影したのではないかとするご指摘に対してお答えをさせていただきます。

  確かに、古代の中国に見られるように、星座のパターンを地上に投影して都市の位置を決めた例もあります。またドゴン族の創世神話には日本の創世神話と似たところもあったり、記紀の記載には宇宙のはじまりをモデルとしたようなところもあったりします。したがって 神社の配置も天体現象に影響されている可能性は否定できないと考えていました。しかし、日本の神社の原点が
長者ヶ平遺跡であることを発見してから、その考えは変わってきました。

 図−T1図でもわかるように結線の端点は一方が山岳、他方は洞窟です。したがって、最初は否定していたアニミズムの思想がそのまま残っていることは間違いありません。現在は、地上にある自然物だけで日本全国の神社配置をうまく説明できる見通しが立っていています。
とは言うものの、これまでの研究の中で見落としてしている部分があるかも知れません。もし、宇宙の何らかの現象が投影されているような具体例(思い込みなどではなく、統計的に見て有為である必要があります)がありましたらぜひご教授いただきたいと希望しています。


           図−T1 長者ヶ平遺跡を原点とた御蔵堂と天ノ逆鉾への到着図

2013.1.31 記


  またまた、脳天気な人達から変な噂が流れているようです。図−T2を見て、「何だ、またインチキな図面を書いてデタラメを言っている。平行ではない二つの直線から引いた直角線は必ずどこかで交わるに決まっている。その交点を佐渡にしただけだ、本宮神社や最上位経王大菩薩など、聞いたこともない、わけの分からない神社をまた使ってごまかしているに過ぎない。神社の位置がそんなに広い範囲に一元的に管理されているなど、聞いたこともないし、これからも信じることはできない。もしそうなら、邪馬台国論争は力士の足の裏よりも狭い土俵で相撲をしていたようなもので、そんな馬鹿な話はデタラメ以外のなんでもない。」

 相変わらず、脳天気な人達はどうしょうもないですね。★屋久島の不思議な神社配置を見て、「円の中心を通り、円に内接する三角形の内角は90度だから、少しも不思議ではない。」と中学で習った幾何の定理を引き出して、未だにHSCPを否定しているのです。確率論で論じても、理解するどころかそれを聞こうともせず、そのくせ、里程問題のような、式の数よりも未知数が多く、絶対に解を得ることのできない方程式を一生懸命に解いて、「邪馬台国はどこだ」などと主張しているのですから本当に不思議な人達がたくさん居るものです。

  先の脳天気な人達は、管理人のように複雑な電子回路の回路図を長い間見慣れているのと違って、曲がった線を三本以上見ると頭が痛くなる不思議な癖を持っている人達が多いので、そのような人達に気兼ねをして、まずは少ない線で入門的な図面(図−T1)を書いたのです。そのような人達はこのHPをほとんど読んでいないので、先のような噂を流したくなる気持ちは良くわかります。しかし、他人の説にケチをつける前に、もう少し良く読んでからにしてください。先にも書いたように、月から帰還した宇宙飛行士に向かって「月には兎がいるはずだ。」と主張していると同じように滑稽なことを何年も言い続けていたことに早く気付いてもらいたいと願っています。

  図面を小出しにしている理由は、脳天気な人達をいきなり驚かさないようにする気持ちもあります。「甘木・朝倉地方」だ、いや「太宰府」だなどと力士の足指の裏よりも狭い土俵で、相撲にならない相撲を取っていたことにも気づかず、長い間まじめに相撲をしたり、見たりしていた人達の落胆する様子を考えると、とても一気に書く気持ちになれないのです。



     図−T2  御蔵堂と天ノ逆鉾への到着図    (B−Hの線は籠神社のほぼ真上を通る)


 番号  ポイント名  住所  北緯  東経  
@ 長者ヶ平遺跡 佐渡市 小木金田新田123番の2 353227.06 1354307.85 神社群中心
A 古富士ポイント 静岡県御殿場市 352100.84 1384425.36 神社群中心
B 八大龍王堂 羽咋市柴垣長手島 365703.04 1364527.27 神社群中心
C 白山神社 岐阜県郡上市白鳥町阿多岐1254 355453.31 1365444.28 神社群中心
D 最上位経王大菩薩 島根県出雲市十六島町 352801.37 1324519.85 神社群中心
E 綿津見神社(八大龍王を祀る)) 福岡市東区三苫 334220.78 1302500.37 神社群中心
F 本宮神社 長崎県対馬市上対馬町鰐浦字在所陰531 344123.86 1292627.71 神社群中心
 G 御蔵洞 高知県室戸市室戸岬町 331505.86 1341050.05 神社群中心
 H 天ノ逆鉾 宮崎県西諸県郡高原町 315310.57 1305508.16 神社群中心



  図−T2の説明は後に詳しく説明いたします。交点を佐渡の遺跡としたり、また聞きなれない「八大龍王堂」が登場したので、ケチを付ける余裕を残してあります。どうぞ、勝手にケチを付けてください。しかし、後にこれらの点が長者ヶ平遺跡の干字状パターンから自動的に求まることを知るでしょう。そして、脳天気な人達も、干字状パーターンの存在を否定し続けてきたことをきっと後悔するに違いありません。

 さらに、これまで丁寧に読んで下さった方は、長者ヶ平遺跡の干字状パターンが東側に伸びるものもあることを悟るでしょう。そうです、これまで西側しか書いていませんでしたが、さらに東側もあるのです。こちらの図を見れば、如何にこれまで大勢の方々が、力士の足も入らないような小さな土俵で、何の疑問も感じずに無益な勝負をしていたかを知るに違いありません。

注;二つの図面は表示のまま角度を測っても、地図の歪みで真の角度を示しません。
長者ヶ平遺跡を中心とするHSCPによる結線は佐渡周辺に流入した黒曜石や土器の産地分布図と良く一致するところがあります。
古代人を統率していた人は、先に書いたように多様な環状列石、環状土籬、環状木柱列、(神籠石のあるいくつかの場所も神社群中心の位置にある)などに見られるように、地域の持つ特色を殺さず、そのまま受け入れていたことが推測できます。したがって、例えば絹を生産する地域が北九州に局在してあることなどを理由に、「その近傍に支配者がいたはずだ」などとする説は説得力がないことになります。

2013.2.8記




          図−T3   長者ヶ平遺跡の干字状パターン(図−T2と番号が異なります)

 番号  ポイント名  住所  北緯  東経  
@ 雷神山古墳(雷神様を祀る神社 宮城県名取市植松字山 380903.97 1405246.42 神社群中心
A 任那? 古代倭国領?、朝鮮半島南部
B 長者ヶ平遺跡 佐渡市 小木金田新田123番の2 352100.84 1384425.36 神社群中心
C 八大龍王堂(八大)龍王を祀る) 石川県羽咋市柴垣長手島 365703.04 1364527.27 神社群中心
D 天日鷲神社 福島県田村市常葉町山根宮ノ前 372736.18 1403956.86 神社群中心
E 末野神社 新潟県上越市三和区末野516 370937.91 1382210.57 神社群中心
F 古富士ポイント 静岡県御殿場市 352100.84 1384425.36 神社群中心

順序が逆になりましたが長者ヶ平遺跡の干字状パターンを図−T3に示しました。詳しい説明は後になります。
2013.2.12記

後は★神社のはじまり戻って説明を続けます

反論は大歓迎です。HSCPを理論的に否定された方には50万円の礼金を用意してあります。