東北大学名誉教授の田中英道先生は東北三社が日本で最も古い神 社であると主張されています。しかし、その時期は文字の無いときで 確かな証拠はありません。
そこで、HSCPでそれが証明できないかと考えているときに、画 期的な方法を考案しました。都合でまだそれを明らかにはできません が、その方法によると、東北三社の位置は縄文時代の中期には確定し ていたことが明らかになりました。田中先生のご主張はここでも確か められたことになります。もちろんその頃は、神社の名前などあるわ けはなく、聖地として決まっていたと言う意味です。
驚くことに、鹿島神宮と香取神宮それぞれの要石の位置も縄文中期 に決まっていたことがわかり、どちらが古いかは今のところわかりま せん。
残念なことに、長寿岩、高千穂神社とその要石の位置は縄文中期に 聖地として存在していた証拠はまだみつかっていません。古いといわ れている、伊弉諾神宮、大神神社、大己貴神社、幣立神宮もまだその 証拠は見つかっていません。今のところ田中先生のご意見は大正解と 言うことができます。
ついでに書くと、No361〜No391で議論した日本中央の碑は縄文中 期には、聖地となっていた決定的証拠が見つかりました。
下記が正確な値です。教えていただいた白戸様に感謝申し上げます。
日本中央発見地 青森県上北郡東北町字千曳 40.800344,141.162542
この例のように、あるポイントが縄文中期に聖地であったかどう かを判定できるプログラムが完成しました。
科学的に十分に信頼性がある方法です。試して見たい方がおられま したたら遠慮なくその位置を連絡ください。すぐに回答いたします。
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