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| タイトル | : Re^4: FONは使える? |
| 投稿日 | : 2007/04/30(Mon) 17:04 |
| 投稿者 | : 竹内@ふじみ野.東上 <takeuchi@joy2.tvnet.ne.jp> |
こんにちは。 これには商用ISP事業に関する根源的な疑問が含まれていると 思うのですが、どうして現在でも多くのISPが「二次プロバイダ 行為の禁止」を契約約款の中で定めているのでしょうか。これがセ キュリティ上の問題を引き起こすからなのか、単に管理が面倒臭い からか、それともビジネスモデルを破壊するからなのか、いずれが 原因なのか考える必要があると思います。FONのような他社は、 そのような阻害要因を除去する努力をしませんと、進展が無いよう な気もします。電気通信事業法による支障は、既に話に出ました。 あと携帯電話網を持つNTTグループのような大手の所と、それ 以外の零細なISPとでは、また対応が異なると思われます。携帯 網を持つ所では、自社の携帯網の利用が促進された方が良いので、 FONのようなサービスは有り難くないと考えている可能性が大な ので、FONが交渉相手とするのはもっと零細なISPだと思われ ます。(たとえば独立系のCATVとか。イッツコムは、その中で も最大級かと。) FONがCATVを相手にする場合には、J:COMのような大 手から自治体系の極めて小さな所まで全国にかなり多数あるので、 それらとの個別交渉はどうするのか?とも思いました。さすがに無 断でという事は無くて、何らかの事業者間接続のための交渉作業に 入ると思われるのですが。FONは従業員数が何人程度の会社なの かは知らないのですが、小さな会社ですと全国を巡回しての交渉は 骨の折れる事だろうと推察をします。 それからFONのサービスには Linus, Bill, Alien の3つの 契約形態があると思うのですが、FON社が収益を上げるためには Alienのサービスを有料で販売し、Billの契約者の取り分を引いた 分が同社の収益になると思います。そのために Linus のサービス しか存在しない場合には、FON社が何か別の関連事業で収益を上 げないと破綻してしまうと思います。Billの契約については、おそ らく日本の総務省は電気通信事業者でないとこのサービスを提供で きない(つまり一般個人が電気通信事業者になる必要がある訳です が)と主張をすると思われます。これは、チャンスがあれば直接質 問をしてみるとはっきりとすると思われます。Billの電気通信事業 の役務の種類は、もっぱらFON社に対して回線を提供する訳なの で専用役務(卸)とし、上位ISPとの間で相互接続協定を締結す る事になると思われます。個人では、ちょっと処理が厄介な事かも 知れません。(無理ではないと思うのですが、かなり多数の申請書 を書く事になると思います。) あらためて日本の電気通信事業法の仕組みを観察した訳ですが、 どうして日本ではこのような新サービスを導入するのは極めて面倒 臭いのかと思いました。日本の通信の自由化は、まだまだ不十分と 言えるのかも知れません(汗)。電電公社時代の考え方が、完全に 無くなったとは言い切れないと思います。 竹内@ふじみ野.東上