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| タイトル | : Re^5: 仁義無き戦い第2章 |
| 投稿日 | : 2003/02/22(Sat) 06:59 |
| 投稿者 | : 竹内@ふじみ野.東上 |
| 参照先 | : http:// |
こんにちは。 > そう言えば昔キャプテンシステムなる双方向システムが有りましたね > 受信セットも売ってましたよね はい、そんな物もありましたね。この頃に、いわゆる「マルチメディ ア」や「リンク」を利用した情報サービスの概念が確立されたのではな いでしょうか。 > ただ光ファイバーでCATVと言うからには現在のビデオ帯域で30ch > 程度は同時伝送出来ないと移行は難しいと思っているのですが > アナログでも可能なんでしょうかね? RF信号をそのまま伝送する「光CATV」の装置ですが、現在の同 軸CATVと互換性を持たせるために70から770MHzの間の周波 数が伝送可能となっています。 この周波数範囲のチャンネルの区切り方(日本方式)は、下記の資料 に掲載されています。アナログ(NTSC方式)ですと1チャンネルで 1つの番組の伝送が可能で、デジタル方式ですと一般的な方式では9番 組程度まで詰め込む事が可能のようです。特殊な圧縮方式を使いますと、 1チャンネルに50番組程度を詰め込む事が可能だと思います。 参考URL http://tcn.filemaker.ne.jp/wshiryo/505.pdf CATVのデジタル伝送方式ですと、MPEG−TSのフレームの中 にデータを埋め込みますので安定的に帯域が確保されており、インター ネット上のベスト・エフォットのように混雑時にブロックノイズが発生 して映像が乱れる、再生が停止する、といった事が起きません。 ただ現在のCATV技術(放送)の基本なのですが、あらかじめ全て の「放送波」を伝送路上に流しておき、ユーザー側で何らかのチューナ ーのような装置を利用して必要な放送波だけ取り出して受信する仕組み になっています。つまり、実際には視聴していない放送波まで全て家庭 に届いている事になり、あまり効率の良い伝送路の利用方法とは言えな いかも知れません。沢山の「波」が立っていますと、混変調など信号が 相互に影響を与える現象も問題になりますし。(これが起きますと、ア ナログ映像では縞模様とかスジが出たりして、嫌な画質になります。こ の現象をもってして「ポンコツCATVである」という考え方も有ると 思います。) 従いまして、センター側の装置に何らかのスイッチングの概念を導入 し、スター型の通信のような概念で送信すれば伝送路の利用効率はアッ プし、現にこの概念がBBケーブルTVのようなIP伝送方式のCAT Vで利用されていると思うのですが、このような概念が在来CATV会 社まで広がるかどうかは不明です。 ハイ・オービスの実験ではセンター設備にビデオ・スイッチが利用さ れており、スイッチングの概念を一部利用してVODを実現していたと 思うのですが、装置構成が複雑になりすぎる為か、この概念は現在のC ATVでは使われていないと思います。現在の技術でVODを実施する のであればIP映像伝送の方がやはり簡単だと思うのですが、通信品質 (絶対に映像が乱れないようにする。2時間の映画の中で、1回でも映 像が乱れるようですと駄目。)とか著作権問題(違法なファイル交換な どが絶対に出来ないようにする。)を抜本的に解決する必要が有ると思 います。このあたりに妥協をしますと、CATV(放送)のビジネスは おぼつかないのではないかと考えます。 先進的なCATV実験を行うのであれば、ホテル内のCATVあたり であれば適切な規模なので、色々と行いやすいのではないでしょうか。 在来のCATV会社が、そのようなホテル用CATVシステムの構築を 請け負うのも、一つの考え方だと思います。番組自体は、既存の自社の ヘッドエンドから流しても良いのですし。アメリカ等で私が見たことの あるホテルCATVでは、VOD、ゲーム・オン・デマンド、文字情報 サービス、インターネット・アクセスなど、多彩なサービスが実現され ていたと思います。 竹内@ふじみ野.東上