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| タイトル | : Re^4: CATVの変調方式の謎 |
| 投稿日 | : 2003/02/14(Fri) 19:46 |
| 投稿者 | : 竹内@ふじみ野.東上 |
こんにちは。 確かにアップコンバーター、ダウンコンバーターの原理で、周波数を DCに近い所に変換してから処理する事が可能ですね。 しかしCATVの場合にはNTSCの国の場合には6MHzの帯域幅 で処理するのが基本になっており(PAL/SECAMでは8MHz) そのような広い周波数範囲をDSPとそのソフトで処理可能なのかどう かが興味ある点です。 いずれにしましても半導体は高速化して行くのでしょうから、いずれ は可能になるのでしょうね。また6MHzの幅を必ずしも全部使う必要 は無く、十分な速度が得られるのであればその一部だけを利用しても良 いのだと思います。 さて、いずれにしても標準外の方式だと思いますが、DOCSISが かなり普及してきている現在、あえて新方式に取り組むメーカーさんは 有るでしょか。現在のケーブルモデムの価格(加入者側のモデム)は仕 切り価格で1万円以下の戦いになって来ていると思いますので、これで 高い開発費用をメーカーさんが回収可能なのかどうかは、良くわからな いです。市場において値崩れが激しくなった場合、各企業において新技 術開発(特に技術革新の度合いの大きい物)に取り組む意欲は、かなり 低下するのではないでしょうか。 実際問題としてDSP技術というのは、通信技術の中ではかなり重要 な位置を占めているのではないでしょうか。簡単なところではデジタル フィルター、デジタルイコライザー、デジタルアンプ(サラウンドシス テムを含む)といった所から始まり、QAMやDMTのようなデジタル 変調、エコーキャンセラー、ノイズの中からの微弱信号の抽出、さらに 将来はソフトの書き換えで色々と機能が変化するソフト無線機など、色 々な可能性があると思います。こんな重要な技術がCATV関係者の間 で軽視されているのだとしますと、かなり問題なのではないかと思いま す。従来ですと何でもかんでも専用ハード(ASIC)を起こす傾向が あったと思うのですが、次第に専用ハードからDSPが受け持つ部分が 増えるような気がしております。ソフト処理による柔軟さの重要性につ いては、あえて書く必要も無いと思います。 このような事に本腰を入れる日本の企業、大学などがもっと出現して 欲しいと願っています。最終的には、ビジネスとしてきちんと立ち上げ るべきでしょうね。昔ですと大学は学問だけをやっていれば良く、あま り金儲け(ビジネス)には関係無い世界だったと思うのですが、今後は どうなるでしょうか。企業でも、このような基礎的技術の研究は軽視さ れるような傾向があるようで、気になっています。技術者に対する評価 も日本では薄いようなので、技術者個人もなかなか「やる気」が起きな いでしょうか。 竹内@ふじみ野.東上