タイトル | : Re: 古代の出雲大社(平安以前)の位置について |
投稿日 | : 2011/06/30(Thu) 15:01 |
投稿者 | : 管理人 |
参照先 | : http://w312.k.fiw-web.net/hscp/map/izumo_1.jpg |
大将軍神社(広島県三次市三和町羽出庭)の「羽出庭」は全く意味の
わからない住所です。羽出庭の地名を持つ場所にある神社を調べると
@ 八龍神社 宮城県伊具郡丸森町羽出庭
A 訪神社 福島県田村郡小野町大字上羽出庭字辻ノ内25
B 不詳神社 福島県双葉郡楢葉町山田岡 (旧地名に羽出庭)
C 荷神社 茨城県常陸大宮市長田1743(旧地名に羽出庭)
D 将軍神社 広島県三次市羽出庭
がありました。@の神社はアラハバキを祭神としています。不思議なこと
に上記神社はすべて神社群中心の条件を満足します。
この中で西日本にある将軍神社から古冨士に引いた線に直交する線
の作る干字状パターンは
出雲大社 島根県出雲市大社町杵築東宮内195
大将軍神社 広島県三次市三和町羽出庭
劔神社 高知県幡多郡黒潮町灘
の作る大将軍神社を直交点とするT字状パターンと
誓願寺 島根県安来市広瀬町石原7
光徳寺 広島県神石郡神石高原町大矢483-2
杉王社 高知県高知市春野町仁ノ
の作る光徳寺を直交点とするT字状パターンの二つを合わせると、
干字状パターンになります。(上記六つのポイントはすべて神社
群中心になります。
また干字状パターン横棒四つの端点は多古の七ッ穴,宇山洞、龍河
洞、風穴(浜田市)、甌穴,満穴天満宮、八釜の甌穴群,白雲洞など
の二つの洞窟を結んだ線から直角に伸ばした線と正確に交わります)
(それぞれの直交点における15mほどのわずかなズレは地殻の
経時的移動の様子を示すほど精度の高いパターンです)
また、大将軍神社から古冨士線に直交して出雲大社方向に伸びた
線上で、出雲大社境内にある神社群中心を求め世界測地系で示
すと
北緯35度24分04秒87 東経132度41分08秒37
http://w312.k.fiw-web.net/hscp/map/izumo_1.jpg
になります。この位置は2009年に発見された平安時代と見られる
柱位置から推測した心御柱(しんみばしら)の位置から南東約25
mにあったことになります。
謎の「羽出庭」地名はアラハバキ神の謎を解く鍵になるのかもしれません。