タイトル | : 糸島の天降神社のすべてが高千穂峰を指していた |
投稿日 | : 2017/10/26(Thu) 13:22 |
投稿者 | : 管理人 |
参照先 | : http://kyusyu-kodaisi.sub.jp/qpdf/9201.pdf |
参照の「天降神社群・その他について」は古田武彦先生が糸島に入れ込
むきっかけになった灰原照明氏の発表です。
ここでは糸島の天降神社が糸島が天孫降臨の地である証拠を示している
かのように書かれています。しかし、これも大きな勘違いであることを
説明します。
これまでの私の主張で、天の逆鉾は天孫降臨地ではないと声高く主張し
て来た人たちは「糸島の神社は特別なのだ」と言うしかないでしょう。
しかし、その期待も裏切られることになります。ここではそれをまとめ
て書きました。
糸島市には下記の天降神社があります
@天降天神社 福岡県糸島市志摩桜井666
A天降神社 福岡県糸島市新田320
B天降神社 福岡県糸島市加布里544−1
C天降神社 福岡県糸島市飯原152
D天降神社 福岡県糸島市二丈石崎113
E天降神社 福岡県糸島市瀬戸683
F天降神社 福岡県糸島市二丈波呂394番地1
以上の神社を経由点として番号順で解析しました。
出発 住吉神社 長崎県平戸市生月町壱部浦
@経由 天降天神社 福岡県糸島市志摩桜井666
到着 高千穂峰 宮崎県高原町大字蒲牟田
補正内角=89.97
出発 斑島玉石甌穴 長崎県北松浦郡小値賀町班島郷
A経由 天降神社 福岡県糸島市新田320
到着 高千穂峰 宮崎県高原町大字蒲牟田
補正内角=89.35
出発 素戔嗚神社 広島県福山市新市町大字戸手
B経由 天降神社 福岡県糸島市加布里544−1
到着 高千穂峰 宮崎県高原町大字蒲牟田
補正内角=89.99
出発 矢補佐神社 長崎県松浦市福島町土谷免160
C経由 天降神社 福岡県糸島市飯原152
到着 高千穂峰 宮崎県高原町大字蒲牟田
補正内角=89.82
出発 素戔嗚神社 広島県福山市新市町大字戸手
D経由 天降神社 福岡県糸島市二丈石崎113
到着 高千穂峰 宮崎県高原町大字蒲牟田
補正内角=90.23
出発 天降社 長野県木曽郡木祖村薮原607
E経由 天降神社 福岡県糸島市瀬戸683
到着 高千穂峰 宮崎県高原町大字蒲牟田
補正内角=89.86
出発 矢補佐神社 長崎県松浦市福島町土谷免160
F経由 天降神社 福岡県糸島市二丈波呂394番地1
到着 高千穂峰 宮崎県高原町大字蒲牟田
補正内角=89.90
注;住吉神社(長崎県平戸市生月町壱部浦)は玉石甌穴から稲荷神社
(長崎県平戸市草積町)を経由して89.70度で直角線が到達しています。
矢補佐神社(長崎県松浦市福島町土谷免160)へは馬渡神社
(佐賀県唐津市鎮西町馬渡島3付近)から二本の直角線が入り神社群
中心となっています。
ここには
出発 玉石甌穴 長崎県北松浦郡小値賀町班島郷
経由 馬渡神社 佐賀県唐津市鎮西町馬渡島3付近
到着 高千穂峰 宮崎県高原町大字蒲牟田
補正内角=89.95度
とした関係もあります。
以上のように、糸島市にある天降神社のすべてが、高千穂峰(天の逆
鉾)へ天降るための中継点となっていたのです。古田武彦先生など高千
穂峰否定派の人たちが、否定の材料とした「天降神社」が、逆に高千
穂峰が天孫降臨地であることを肯定する材料となる皮肉な結果になって
しまいました。
現在地図から見つかっている糸島市の天降神社は上記7社です。
参照の資料では11社が確認されていると書かれています。
あと4社足りないのですが、現在わかっている神社だけを検討
して見ました。どなたかわかる方、残りの神社を教えていただけたら幸
いです。