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タイトル加茂岩倉と中の御堂の両遺跡の位置は同一規則に配列
記事No304
投稿日: 2019/06/28(Fri) 17:17
投稿者管理人
 銅鐸が埋蔵されていた、加茂岩倉遺跡(島根県雲南市加茂町岩倉837)
と中の御堂遺跡(兵庫県南あわじ市松帆慶野483−7)の位置が同一規
則で決められていたことがわかりました。

 この埋蔵位置は仁徳天皇陵、宇佐神宮(大分県宇佐市大字南宇佐859)、
関東の銅鉱山などの位置によって決定されています。

 銅鐸は鋳型がたくさん発見されることから、国内産であることは意見
が一致しています、その材料がどこからきたものかは、使用された材料
の鉛同位体比でわかることになっています。

 しかし、鉛の同位体比は、材料の加熱時間や温度によって変化する厄
介な問題もあり、未だにその産地に関しては論争があります。大方の意
見は大陸産で国内産とする意見は少数です。

 線引きから予想される材料は国内産です。国内の銅鉱山は、和銅銅山、
足尾銅山(本山坑跡)があります。白銀色に光るように、神岡鉱山の錫が
添加されている可能性があります。