赤村にある謎の丘陵の後円中心の正確な位置がわかりました。 No267に書いた後円の中心位置は目分量で求めた概算の位置でした。
No267ではその位置を 北緯 33度38分27秒73 130度51分41秒87 としました。
その後HSCPにより周辺の神社から来る直角線の収斂点を求めたので、 次の値に訂正します。
北緯 33度38分27秒26 東経 130度51分41秒75
訂正と言っても秒以下の値が変わっただけで、最初の位置から十数メー トル南側に移動しただけで、これまでの記載にもほとんど影響のない訂 正です。両者を重ねて書くと
訂正前 北緯 33度38分27秒73 東経 130度51分41秒87 訂正後 北緯 33度38分27秒26 東経 130度51分41秒75
となります。この変更で例えばNo267に書いた@、Aの補正内角は次 のように→で示した値になります。(少数点以下2桁まで変わりなく全く 問題のない値です)
@ 出発 古富士ポイント 静岡県御殿場市 経由 赤村後円中心 福岡県赤村大字内田 到着 鵜戸神宮 宮崎県日南市大字宮浦3232 補正内角 90.00゜→ 90.00゜
A 出発 古富士ポイント 静岡県御殿場市 経由 赤村後円中心 福岡県赤村大字内田 到着 正一位稲荷大明神 福岡県北九州市若松区百合野町3-1 補正内角 90.02゜→ 90.02゜
赤村後円中心の位置は神社群中心の位置にあり、極めて特異な特性を持 つ点です。自然丘陵の頂上が偶然にこのような特性を持つことはほとん ど考えられません。さらに特異なことは、赤村後円中心位置を出て周辺 の神社を経由した線が、
若宮八幡社(大分県日田市西有田436、参考、参照先の十字中心位置)
で収斂するとした極めて特異な特性もあります。この特性も赤村後円中心 が前方後円墳の頂上であると確信させる事実の一つです。
若宮八幡社はほとんど知られていない神社ですが、今後この神社の位置が よく知られた日本神話に強く関わって行きます。
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