さて、福岡県赤村にある謎の丘陵が古墳である可能性かますます高ま ってまってくる中で、驚くことがわかりました。
No272で書いた白水八幡宮の約400mほど北西にある日拝塚古墳が あります。この古墳の位置は
高妻神社 福岡県新宮町大字相島 日拝塚古墳 福岡県 春日市下白水南6丁目208 玉石甌穴 長崎県北松浦郡小値賀町班島郷 補正内角 90.60゜
高妻神社 福岡県新宮町大字相島 日拝塚古墳 福岡県 春日市下白水南6丁目208 古富士ポイント 静岡県御殿場市 補正内角 89.69゜
古富士ポイント 静岡県御殿場市 日拝塚古墳 福岡県 春日市下白水南6丁目208 高千穂峰 宮崎県高原町大字蒲牟田 補正内角 90.65゜
上の補正内角は直角から少しずれていますが、「電子国土」の地図上 では、古富士ポイントから玉石甌穴に引いた直線の真上に日拝塚古墳 があります。(誤差はゼロ)
日拝塚古墳は明らかに神話を作った人たちの思想を受け継いでいる集団 が作ったのでしょう。
ところで、 http://kofunmeguriwalking.web.fc2.com/hihaizuka.html にもあるように、彼岸にはこの古墳から見ると15.79 Km離れた大地根 山(651.9m)から日が登ると言われています。
現在は春分の日では東側にずれた位置から日が昇りますが、このずれは 地球の歳差運動などによって起きるものです。この古墳が作られたとき は春分の日に大地根山の真上から日が昇ったに違いありません。
そこで、 http://w312.k.fiw-web.net/hscp/Beginning%20of%20Shinto%20shrine/landscape.html#%E2%98%85%E9%87%91%E7%94%9F%E9%81%BA%E8%B7%A1%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A6%8B%E3%81%9F%E5%86%AC%E8%87%B3%E3%81%AE%E6%97%A5%E3%81%AE%E7%94%B2%E6%96%90%E9%A7%92%E3%83%B6%E5%B2%B3%E3%81%B8%E3%81%AE%E8%90%BD%E6%97%A5
★金生遺跡から見た冬至の日の甲斐駒ヶ岳への落日
と同じ方法でステラナビゲータを使ってシミュレーションを行いました。
すると、西暦452年3月19日6時36分に大地根山の真上から日が 昇ることがわかりました。
注 日拝塚古墳から大地根山を見た方位角は271.53度
451年3月20日(春分)の日昇は271.40度 452年3月19日(春分)の日昇は271.52度 453年3月19日(春分)の日昇は271.64度
http://www.city.kasuga.fukuoka.jp/nakoku/riyou/hihaizuka.html
では日拝塚古墳が6世紀に造られた前方後円墳と書かれていますが この年代は見直す必要があるのではないでしょうか?
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