記事が待ち遠しく、いつも楽しく拝見しています。「補正内角」で論考されていますが、私にはまだよくわかりません。「距離と方位角の計算」では何が誤りなのですか。「補正内角」の求め方にはあいまいな点が残ると思います。私も地元群馬のいくつかの神社や古墳の位置を入力し、90度を探してみましたが、該当するものがかなり多くなりびっくりしました。しかし、そこから何かを見出すことはできませんでした。数多くの神社位置から目当てのものを探すには闇雲ではだめなようです。でもいろいろとやってみることには楽しみを覚えました。これからも楽しみにしています。
> 「補正内角」で論考されていますが、私にはまだよくわかりません。 補正内角の求め方は @国土地理院の地図「電子国土」の地図上で出発点Aから到着点B に線を引きます。 A同じく出発点Aから到着点Cに線を引きます。 B国土地理院の距離と方位角の計算のページを開きます https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/surveycalc/bl2stf.html ここで@の出発点Aと到着点Bを入れ、計算を実行します。 計算結果から、出発点→到着点の方位角を求めます。 同様にして、出発点点Aと点出発点Cについても方位角を求めます。 C 先に求めた方位角の差が内角になります。> 「距離と方位角の計算」では何が誤りなのですか。 対象までの距離(先の例では 線分A-B、A−C)の距離が100 km以内ならば先の計算はそままです。 ところが、その計算のままでは、対象までの距離が離れるにしたがっ て、誤差が増すことがわかってきました。かって、研究の見通しが絶 望に追い込まれたときです。 しかし、この問題は次の方法で解決しました。 @、Aのどちらかまたは両方で、その線の距離が約100Km を超えるとき、線上約100Kmの点の位置をB'、C’とします。 Bの計算を行うとき、点B、Cの代わりにB'、C'を入れます。 この計算結果が補正内角です。> 「補正内角」の求め方にはあいまいな点が残ると思います。 何があいまいかわかりません。経験上これよりも正確で再現性のある 方法は知りません。少なくとも、この研究には十分過ぎる精度がある と確信しています。 また、スレッドNo248を参考にしてください。 > 私も地元群馬のいくつかの神社や古墳の位置を入力し、90度を探してみましたが、該当するものがかなり多くなりびっくりしました。> しかし、そこから何かを見出すことはできませんでした。数多くの神社位置から目当てのものを探すには闇雲ではだめなようです。> でもいろいろとやってみることには楽しみを覚えました。 私も、暗中模索からはじまり、苦節16年。ようやく古代史の間違い までわかるようになってきました。
私が「あいまいな点」と思うのは(1)地図上で出発点から到着点に線を引く ^^^^^^^^(2)距離が約100Kmを超えるとき、線上約100Kmの点の位置をB'、C’とする ^^この2点です。また、出発点Aから見て到着点BとB'の方位角は何故等しくないのですか。
地図は楕円体である地球上の形状を平面に投影しているので、必ず歪が生じます。したがって、地図上に引いた直線は同一方向を示すものではないのです。実例を地理院の地図で見てみます。http://maps.gsi.go.jp/#7/35.339774/138.746338/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1&d=v「機能」→「設定」→「方位線ON」→方位線の指定●16方向とします。ここで方位線が表示されます。方位線は曲がって見えます。これで同一方位を示す線が直線ではないことがわかるでしょう。言い換えれば、地図に引いた直線は正確な方向を示すことはないのです。地図上に線を引いて正三角形だの、ダビデのマークだとか言って騒いでいる人達はこれを知らずに騒いでいるのです。地図上で正三角形であることは、逆に真上の空から見た三角形が歪んでいる証拠を示すことになります。この地図で冨士山頂から水平に線を引くと、出雲の方向に行きます。しかし、実際に富士山から真西を見たときは、出雲ではなく出雲よりも浜田寄りの方向を見ていることになります。つまり、地図上の直線こそが方位を示すには「あいまいな」線なのです。BとB'、CとC’の方位角の違いもわかっていただけるでしょう。補正内角はこの問題をなくする最適な方法なのです。
ここまできても、私には「補正内角」の方法が最適かどうかまだわかりません。もっと良い方法があるといいと思います。国土地理院には頑張ってもらって「距離と方位角の計算」が遠距離でも十分な精度を持たせてほしいものです。「補正内角」でなく、「距離と方位角の計算」で済むのが良いと思いますが、ここらで終りにしたいと思います。管理人様。神社配置に隠されていることをもっと明らかにしてください。楽しみにしておりますのでよろしくお願いします。
> ここまできても、私には「補正内角」の方法が最適かどうかまだわかりません。もっと良い方法があるといいと思います。確かに、計算が手間取る難点はありますが、古代人が無限遠に相当する恒星の方向を利用していると考えると、補正内角が最も合理的と考えています。> 国土地理院には頑張ってもらって「距離と方位角の計算」が遠距離でも十分な精度を持たせてほしいものです。> 「補正内角」でなく、「距離と方位角の計算」で済むのが良いと思いますが、ここらで終りにしたいと思います。国土地理院の「距離と方位角の計算」はものすごく複雑な計算で、公式の測量にも使われるほど精度が高く、mm単位の精度があるとしています。補正内角が必要な理由は国土地理院の「距離と方位角の計算」の精度の問題ではありません。あくまでも地図そのものの投影時の歪みに原因があるのです。もしかしたら、次の図で意味がわかってもらえるかもしれません。次の記載を参考にしてください。https://www.huffingtonpost.jp/2017/09/15/azimuthal-equidistant-projection_a_23210092/