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タイトル重大な事実を説明する前の予備知識
記事No261
投稿日: 2018/03/28(Wed) 05:23
投稿者管理人
参照先https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B5%9C%E6%88%B8%E7%A5%9E%E5%AE%AE
これまで、九州の神社の位置が(近畿を飛び越えて)北陸や東北の神社
や環状木柱列、環状列石に影響を及ぼしていることを説明してきました。

この中で最も基本となる線は

出発 古富士ボイント 静岡県御殿場市
経由 真脇遺跡 石川県鳳珠郡能登町字真脇
到着 斑島玉石甌穴 長崎県北松浦郡小値賀町班島郷
補正内角 89.75゜
でしょう、ここから見ると日本最大の環状木柱列である真脇遺跡の位置
は古富士ポイントと玉石甌穴の位置で左右されていることがわかります。

上は古富士ポイントを基準とした例ですが真脇遺跡を基準とすると

真脇遺跡を出発した直角線は古富士ポイントを経由して宮崎県の鵜戸神
宮に到着します。


出発 真脇遺跡 石川県鳳珠郡能登町字真脇
経由 古富士ポイント 古富士ポイント
到着 鵜戸神宮 宮崎県日南市大字宮浦3232
補正内角 89.26゜

この神社は海蝕洞の中に作られた神社であり、紀元前からあったと伝わ
る神社です。かつては新婚旅行のメッカでもあったこの神社は、古代の
線引でも、重要な神社であることがわかります。しかも、この位置も北
陸の環状木柱列の位置も考慮されて決まっていたことになります。

後に説明しますが、この神社の位置はHSCPで見ると天孫降臨の地で
ある高千穂峰と、弊立神宮(No257参照)の位置とは特別に密接な
関係を持ちます。

ここでは、天孫降臨の地をすっかり誤認していた古田武彦氏、中村通敏氏
などを代表とする文献派の考えていたこととは全く異なる高千穂峰が見え
てきます。「反論大歓迎」

タイトルRe: 高千穂峰と鵜戸神宮を結ぶ直角線
記事No262
投稿日: 2018/04/01(Sun) 21:44
投稿者管理人
予備知識を書く目的は、後に書く重大な事実を良く理解してもらうこと
にあります。これまでの、文献派にとっては、鵜戸神宮を新婚旅行のメ
ッカぐらいにしか思っていない人が多く、この考えを変えてもらうこと
にあります。

 まず、高千穂峰と鵜戸神宮を結ぶ直角線が次に示すように12本もあ
ることです。ここで、例えば飯盛神社を経由する9のような直角精度が
偶然に起きる大雑把な確率は1/10,000です。

この事象一つだけ取っても偶然に起きることは滅多にありません。6の
三島神社経由の直角精度が偶然に起きる確率も1/2,500です。直角誤差の
最も低い大将軍神社経由の直角線でもその確率は1/100です。対象となる
領域の神社の総数は数100社ですから、このくらいの確率になると偶然で
ある可能性もありますが、この12本の直角線のすべてが偶然に起きる
ことは決してありません。神社が計画的に配置されていた決定的な証拠
になります。
 

 経由点     住所            内角(度)
1 笠祇神社 鹿児島県曽於市大隅町中之内3027 (90.32)
2 松熊神社 宮崎県宮崎市小戸町35 (90.71)
3 北山神社 宮崎県宮崎市吉村町 (90.62)
4 宮崎神宮 宮崎県宮崎市神宮2丁目4 (90.23)
5 岩戸神社 宮崎県宮崎市上北方 (89.29)
6 三島神社 宮崎県東諸県郡国富町岩知野116 (90.04)
7 大将軍神社 宮崎県宮崎市瓜生野 (89.11)
8 赤池神社 宮崎県東諸県郡国富町木脇1262 (89.72)
9 飯盛神社 宮崎県東諸県郡国富町須志田3322 (89.89)
10 妙見神社 宮崎県東諸県郡国富町森永4246 (90.66)
11 菅原神社 宮崎県東諸県郡国富町須志田 1777 (89.70)
12 須志田不詳神社 宮崎県東諸県郡国富町須志田1948付近 (89.42)

ここから、鵜戸神宮は、古代から重要な位置にあったことがわかります。

上記1から12の計算値は国土地理院の計算式
https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/surveycalc/bl2stf.html
そのものを使っています。誰が行っても同じ結果になります。

タイトルRe^2: 高千穂峰と青島神社を結ぶ直角線
記事No263
投稿日: 2018/04/02(Mon) 22:38
投稿者管理人
参照先https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%B3%B6%E7%A5%9E%E7%A4%BE
ついでになりますが、かつて新婚旅行のもう一つのメッカとされた青島神
社をHSCPで見たらどうなるかを書いて見ました。次に示す経由点は
高千穂峰と青島神社(宮崎県宮崎市青島2丁目13番1号)を結ぶ直角
線の経由点とその内角を示します。

  経由点    住所     内角(度)
1 大王神社 宮崎県小林市須木下田 (90.28)
2 高屋神社 宮崎県宮崎市村角町1975 (89.78)
3 荷神社 宮崎県西都市山田1460付近 (89.73)
4 大藤神社 宮崎県日南市北郷町大藤甲2218 (90.26)
5 若一王子神社 鹿児島県曽於市末吉町南之郷1589 (90.92)

ここでも、1から4までの内角の直角精度は極めて高くこのような精度の
直角が偶然に起きる大雑把な確率は数百分の1になります。5は直角精度
が少し落ち、その確率は1/100程度になるので、偶然である可能性も否定
ではません。しかし、このような事象が同時に起きる可能性は非常に低
いので、やはりここでも、神社が計画的に配置されていた可能性が高い
ことになります。

タイトルRe^3: 弊立神宮と潮嶽神社の特異な関係
記事No264
投稿日: 2018/04/10(Tue) 01:28
投稿者管理人
参照先http://www.buccyake-kojiki.com/archives/1069337255.html
潮嶽神社(日南市北郷町北河内8901-1)はホデリノミコト(海幸彦)を主祭
神として祀る全国で唯一の神社です。この神社はNo257で説明した弊立神
宮とも特別な関係があることがわかりました。

 潮嶽神社と弊立神宮の間にも次に示すように16本もの直角線が成立し
ます。
   神社名              住所        内角(度)
1 高九社神社(平清水神社) 崎県西臼杵郡日之影町七折平清水8029 (90.00)
2 二股神社 宮崎県延岡市北方町二股亥655 (90.38)
3 高野神社 宮崎県延岡市高野町211 (90.37)
4 天下神社 宮崎県延岡市天下町709 (89.58)
5 三須神社 宮崎県延岡市三須町649 (89.75)
6 小野町不詳神社 宮崎県延岡市小野町 (90.22)
7 日枝神社 宮崎県延岡市石田町 (90.40 )
8 伊福形神社 宮崎県延岡市北一ケ岡4丁目11−12 (90.63)
9 旭丘神社 宮崎県都城市姫城町13−6 (90.16)
10 諏訪神社 鹿児島県湧水町木場2835 (90.03)
11 大神神社 鹿児島県姶良郡湧水町北方1993 (89.54 )
12 厳島神社 熊本県球磨郡球磨村渡 89.74
13 市ノ俣不詳神社 熊本県八代市坂本町市ノ俣 (89.33)
14 川俣不詳神社 八代市 熊本県東陽町川俣 (90.18)
15 柿迫神社 熊本県八代市泉町柿迫4833 (90.39 )
16 早楠阿蘇神社 熊本県下益城郡美里町早楠1038 (90.09 )

この16本の直角線の中でも特に1,9,10,14,16番の直角精度は極めて
高く、このような事象が同時に起きることは決してないほど特異な現象で
す。

この事実も神社が計画的に配置されていたとする決定的な証拠になりま
す。また、ここでも、古代では潮嶽神社と弊立神宮が互いに密接な関係が
あったことを示しています。