タイトル | : 神社のはじまりに関する再考察 |
記事No | : 195 |
投稿日 | : 2017/04/24(Mon) 01:35 |
投稿者 | : 管理人 |
これまで、神社の始まりがどこから始まったかを何度も考えてきまし た。これまで
@対馬の本宮神社(長崎県対馬市上対馬町鰐浦) A出雲の最上位経王大菩薩(島根県出雲市十六島町252) B佐渡の長者ヶ平遺跡(新潟県佐渡市小木金田新田)
などをあげてきました。 どれもHSCPで見ると広い範囲に影響を及ぼす神社群中心でした。次 に考えられるのは
Cフゴッペ洞窟(北海道余市町栄町)です。
このポイントも神社群中心ですが、これまでと大きく異る点がありま す。No194でもその一部を紹介したように、東北と北海道にある多 くの環状列石の位置とも幾何学的に関係している特異性を持っているこ とです。これは、本土と北海道の神社配置がシームレスにつながってい る決定的な証拠になります。
その後の検討で、フゴッペ洞窟の位置は、大湯環状列石とストーンサ ークル(朱円環状土籬)に限らず、その他の環状列石とも同様な特性を 持ち、しかも中心位置だけでなく、干字状パターンの端点の位置とも関 係していることがわかってきました。
さらに、これからHPで説明する了善寺のように干字状パターンのピ ギーバック点までフゴッペ洞窟と幾何学的な関係を持っていることがわ かってきました。これは本当に驚く事実です。
この特性を使うと、干字状パターンの検証はさらに信頼性が上がり、 そのチエックも容易になります。
これは、これまで主張してきた古富士線を含む干字状パターンが偶然 や意図的な作図の結果ではなく、古代人が意図して計画したものである ことはもはや全く疑いのない事実であったことを意味します。
ここまで来ると、HSCPを疑問視したり、無視することはもう理屈 のわかる人であれば決してできなくなることです。
これまでのように、常識的な神社の発祥を唱えることは、学問である 数学を否定することになり、このような人達はまさに「月に兎がいる」 と唱えていると同等の人であることを意味します。
まだ、完全には確認が取れていませんが、フゴッペ洞窟の位置は北陸 にある木柱列、真脇遺跡、チカモリ遺跡、桜町遺跡の位置とも関係し、 さらに遠く離れた石の宝殿とも関係している可能性が大きくなってきま した。
この事実から、これまでの方法で見つかった神社群中心よりも、さら に多くの神社群中心が見つかってきました。これはこれまで考えていな かった事実で、その発見の興奮はまだ続いています。
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