タイトル | : フゴッペ洞窟と西崎山環状列石 |
記事No | : 186 |
投稿日 | : 2016/10/22(Sat) 02:07 |
投稿者 | : 管理人 |
フゴッペ洞窟は続縄文時代の遺跡とされていますが、古富士ポイント の位置からみると、西崎山環状列石と同じグループに入ることがわかり ました。
HPを良く読んでくださる人たちはすぐに気がつかれると考えています が、二つの遺跡を神社群中心としてみると、干字状パターン上段右側の 端点が
八幡神社(神社群中心) 北海道中川郡幕別町新和
北緯42度50分23秒84 東経143度19分14秒58
で共用されていることがわかります。
同様な見かたをすると忍路環状列石と地鎮山環状列石は同じグループ に属し、
浦幌神社(神社群中心) 北海道十勝郡浦幌町東山町18−1
北緯42度48分32秒90 東経143度39分46秒70
を干字状パターン上段右側の端点として共用していることがわかります。
この事実から、フゴッペ洞窟を続縄文時代の遺跡とするには異議のあ ることになります。洞窟に残された遺物がたまたま続縄文時代のもの が残っていたのかも知れませんが、縄文時代にその位置が意識されて いたことは間違いありません。
ほぼ同じ範囲にまとまってあるこの四つの遺跡の位置の意味がこれまで 良くわかっていなかったのですが、ようやくわかりました。
これで北海道にある環状列石の位置の謎は全部解明することができ、そ のすべての位置が古富士ポイント(3000年以前の富士山の位置)を意識 して配置されていることが明らかになりました。
北海道の環状列石は鉱山の位置と関係している例が多くありますが、先 に説明した4つの遺跡が鉱山の位置と関係しているかどうかは、今のと ころわかっていません。
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