鷲ノ木遺跡も神社群中心であることがわかりました。しかも干字状パ ターンを持っていて、上側左の端点は八雲鉱山山神社となっています。 したがって、八雲鉱山山神社の位置は鷲ノ木遺跡と古富士の位置で決 まっていることになります。
しかし、干字状パターンの上右側の端点が見つかりません。そこで、 ビギーバック点から逆算して見たところ。ビギーバック点を軍川不詳神 社(北海道七飯町字軍川)とすると、小牧野遺跡の干字状パターンと同 じように干字状パターンの特異な規則の多くを満足することがわかりま した。
注;軍川不詳神社 北緯41度59分27秒82、東経140度43分11秒32
不思議なことに、ここで得られた端点は陸上ではなく、海の中です。 その位置は「参照先」の+マークで示したように、出来澗崎沖、東南東 約1.24kmになり、
北緯42度04分25秒93、東経140度48分58秒35 の点です。 (2016/11/10線引きで求めた値から計算値に変更)
この点は、HSCPと干字状パターンの特異な規則のほとんどを満足 するので、絶対に間違いがありません。と言うことは元々陸か島にあっ た神社が津波で海中に沈んでしまったとしか考えられません。
津波は、もしかしたら駒ケ岳の噴火に伴う山体崩壊によるものかも知 れません。もしそうなら、海中に潜ってそれを確かめても、肝心の神社 は岩石の中にあって発見できない可能性がありますが、崩れた岩などが 発見できるかも知れません。
|