> この角度計算をする基となる地図の投影法は何を使われているのでしょうか。使う図法で角度が変わってきます。
HPの所々に書いているように、地球楕円体モデルのGRS80 で計算しています。
計算式は http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/surveycalc/algorithm/bl2st/bl2st.htm にあります。
実際は、公式の数値として認識してもらう目的で、下記サイトの国 土地理院の距離と方位角の計算を利用しています。
http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/surveycalc/bl2stf.html
遠距離の角度を求めるとき、対象ポイントまで線を引き、その測地 線長が100kmを超える場合、約100km地点における線上の ポイントを取り、その値を国土地理院の「距離と方位角の計算」で 計算しています。
投影の方法は一言で書くことはできませんが、簡単な言葉で書くと 横メルカトル図法の一つでしょう。
しかし、正方ではない曲面を正方のタイルにするとき、その歪を取 るために色々な手法が使われます。
国土地理院は電子地図として「電子国土」をこれまで公開してきま した。
ところが昨年から正方タイルに別の手法を使った「地理院地図」に 変更しました。
>使う図法で角度が変わってきます。
その通りです。大抵の人達は同じ投影方法であると認識してるよう ですが、これが微妙に違っているのです。(100km地点)
HPに書いている数値は現在でも、国土地理院の「電子国土」を利 用した値を利用しています。
色々な理由で、どうしても前者のタイルでないと都合が悪く、国土 地理院に無理なお願いをして、以前の投影方法の電子国土を残して もらっています。(古代人の方向を知る能力は抜群に高く、同じ手 法のタイルでも緯度を変えたとき、いつ再計算するかなども問題に なってきます。HPに書いているデータは常に屈曲点を原点として 再計算した値を使っています。)
このあたりは、古代人がはたしてどのようにして方向を知ることが できたかを解明する重要な鍵を含んでいると考えています。
> 地球の表面は曲面なので、三角形の内角の和は180度を超えるのはご存知ですか。
全く当たり前のことです。
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