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タイトル海神神社と益久神社の位置の謎
記事No107
投稿日: 2013/12/26(Thu) 06:42
投稿者管理人
参照先http://w312.k.fiw-web.net/hscp/
 HPでは、全国にある一宮の中で、海神神社(長崎県対馬市峰町
木坂24)と益久神社(やくじんじゃ、鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之
浦277)だけが神社郡中心の位置になく、不思義であると書きま
した。

 その後も、HSCPで見る限り、両者の位置は納得が行かないま
まになっていて、もしかしたら、この二社はどこか別の神社を間違
って伝えてしまったのではないかとも考えていました。

 ところが、先の寺地遺跡の木柱列の位置の謎が解明されると、芋
づる式にその不思議も解明することができました。一宮の位置は鉱
山の位置だけでなく、全く別の目的でその位置が決まっているもの
があることが明らかになってきました。

タイトルRe: 海神神社の謎は解決しました。
記事No203
投稿日: 2017/08/05(Sat) 18:18
投稿者管理人
>  HPでは、全国にある一宮の中で、海神神社(長崎県対馬市峰町
> 木坂24)と益久神社(やくじんじゃ、鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之
> 浦277)だけが神社郡中心の位置になく、不思義であると書きま
> した。

 海神神社は神社群中心の位置にあることが明確になりました。間違い
をおかした第一の原因は地理院地図にある海神神社の位置が実際よりも
30mほど北西にずれていたことです。さらに、乙宮神社(長崎県対馬
市峰町津柳)の位置もわずか南にずれていたことで、正確な直角線を引
くことができず神社群中心の候補から外していました。

 現地に行くとわかりますが、海神神社は坂を登った深い山の中にあり
ます。本殿とは別の建屋もあり、地理院の地図では建屋の位置となるド
ットとして、本殿ではないものを書いてしまったのでしょう。

 位置を補正すると、海神神社は古富士線も持つ確かな神社群中心で
あることがわかりました。乙宮神社を経由する直角線は、世界遺産に
登録された沖ノ島の沖津宮に到着しています。

 このように、森の中にある神社は航空写真で建屋が隠れてしまってい
る場合、肝心の本殿ではなく、別の建屋が本殿の位置と間違えるように
書かれていることがあるので注意が必要です。