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投稿日 | : 2004/08/03(Tue) 11:46 |
投稿者 | : 通研@伊丹 |
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タイトル | : Re:「CATV業界の不幸の根源」はココにある!CATV誕生の『宿命』 |
私は技術者の端くれです、当初からCATVの構造的欠陥を知って
いましたので焦りました。
「コノようなモノに『本気』で期待するのは誤りだ!」
技術的信念から身近な関係者に「警告」を発し続けてきました。
CATV「幼稚」の10年は、経ない方が良かった!
理想の通信インフラ「光ファイバー」は「日本の国産技術」として
身近なところに有るのに・・・コノ幸運を生かさない・・・
性能に劣るCATVの普及は、当時残念に思いました。
今考えれば、都市型CATVがスムーズに普及出来たのは「NTT
の脅威」ではなかったからです。
NTTは「幼稚なシステム」と見ていました。
当時、日本の通信市場を牛耳るNTTの体質、光ファイバー技術の
独占は大きな障害でした。
今は電力系通信会社も参入し開放的になっていますが、当時は頑強
なものでした。
そのNTTがCATVの進出は黙認でした。
CATVはスムーズに普及したが、同軸CATVに寄り道したため
「劣化資産」を抱えてしまうことになりました。
今となっては、ハンデーを背負ってのFTTH網への転換はしんど
いでしょう。
私がこの事を指摘すればアンチの「ザマーミロ!」的発言に聞こえ
るかも知れませんが、真意はソウではありません。
今のCATVの「不幸の根源」を明らかにしたいのです。
日米貿易不均衡問題「携帯電話交渉」の解決策としてアメリカ側の
携帯電話での要求を避けたい政府がが、替わりの「譲歩として受け
入れたのがCATV」と言うのが真相です。
当時の郵政大臣神崎氏は「CATVの日本導入」を決定しました!
NTTにとってCATVは脅威にもならない存在「CATVはいず
れ技術的に行き詰る!」と見抜いていました。
FTTH時代には飲み込んでしまう技術とタカをくくっていたよう
です。
「CATV導入」はアメリカの不満の「ガス抜き」の手段として使
われました。
ガス抜きの手段!『CATVの不幸の根源』はココにある。
皆さんにこのコトを知っていただければ私の意は尽くせます。
「CATVはいずれ技術的に行き詰る!」今その時が来たというこ
とです。
CATV誕生の時からの『宿命』なのです。
アメリカ大統領選挙後、民主党ケリーが勝とうが、共和党ブッシュ
が勝利しようが「情報スーパーハイウェイ構想」は本格的に始動す
る。
同軸CATVはソノ本場、アメリカから姿を消してゆくでしょう。
日本のCATVはNTT、電力系に伍して、どのような形で生き残
れるのだろうか?
忠言を受け入れ、加筆訂正