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朝日の記事なのですが、こんなのを見ました。 http://www.asahi.com/international/update/1222/TKY201012220109.html 日本国内でも似たような議論が存在していると思うのですが、 日本はアメリカからの影響を受けやすい国ですし、どうなるだ ろうか?と思っています。 特にモバイル関係は、電波の関係で通信容量の確保は厳しい ので、議論が集まる点になるだろうと思います。 「光の道」構想にも、影響を与えるでしょうかね。 P2P技術を使うアプリ、クラウド、グリッドなどの技術が だんだん普及すると思うのですが、上り方向の通信性能も重視 されるようになるだろうと思います。UGC/CGMとか、一 般個人でもコンピューティングパワーを無償提供をするという 話も有りますし。 とにかく「テレビ」のような下り方向だけ重視の通信の時代 ではなくなるだろうというのが私の予想です。 竹内@ふじみ野.東上 |
LANの世界であれば、ギガビットイーサーや10Gイーサー で巨大通信容量を確保する事が可能だと思います。しかしインタ ーネットのような、もはや「全世界のインフラ」と言える広域通 信で巨大通信容量を確保するには?という話が有ると思うのです。 もちろん「タダ」で出来る話ではないので、国際社会としてど のように費用負担をするのであろうか?と思います。インフラ事 業者は「適切な収入」が無いと経営破綻してしまいますから、そ の費用はコンシューマー(最終利用者)が出すのか、グーグルの ようなコンテンツプロバイダーが出すのか、それとも政府機関や 地方公共団体ような所が出すのか、国際ルールも含めて判断を求 められていると思います。 また、明らかに「インターネット検閲」を行っている国や地域 も世界の中には存在するようなので、FCCが議論しているアメ リカ国内のみならず、全世界的に問題になるだろうと思います。 (インターネットのオープン性、中立性、透明性といった話が。) 竹内@ふじみ野.東上 |
FCC会議の様子ですが、C−SPANがビデオ配信してい ました。 http://c-span.org/Events/FCC-Passes-Net-Neutrality-Proposal/10737418370-1/ 全部英語なので恐縮ですが、何が議論されていたのかわかる と思います。2時間30分もの長時間ビデオなので、お時間の 有る時にご覧下さい。 同じ日の会議で、「ブロードバンド対応の次世代911」に ついても議論されていたのですね。911とは、日本の110 番や119番、118番に相当する物だと思います。 竹内@ふじみ野.東上 |
アメリカらしい発想だと思ったのですが、「インフラ企業によ る中立性が無い、不確実性が存在することは、上位アプリを提供 するネット企業の株主にとっての Disclosure Riskになる」とい う見解を述べている人がいたと思います。 どんな通信基盤に基づいてネットビジネスを展開しているのか 不明であれば、それは投資家にとっても危険だという話なのでし ょうね。インターネット上の公開情報を見ているのは、ネットサ ービスのエンドユーザーのみならず、投資家もかなり見ていると 思うのですが。IR関係のサイトは、アメリカの物は相当充実し ていると思うのですが、そこに掲載されていない重要な事実が存 在しているのは駄目だという発想なのでしょうね。 竹内@ふじみ野.東上 |
日本でどれだけ気がついた方がいたのか不明なのですが、こん なニュースが今年の夏頃にありました。 http://www.tomshardware.com/news/Comcast-BitTorrent-Ares-eDonkey-FastTrack,10839.html 少なくともアメリカにおいては、電気通信事業者が不自然な帯 域制御を行うと裁判になる可能性が有るようですね。おそらくこ の裁判も、今回のFCC決定に影響したのだろうと思われます。 Comcast = 米国1位のCATV会社です。 (電気通信事業者を兼ねている。) 日本円に換算すると13億円程度の金額になるので、小さな会 社であれば、かなり負担になる金額だろうと思います。アメリカ の訴訟というのは、時に高額賠償の判決になりますね。 シスコなどネットワーク製品の会社も、裁判になると考えると このような帯域制御製品を電気通信事業者に対しては売り辛いだ ろうと思います。方向としては、「単純に帯域を拡大」するソリ ューションが安価になるのが正しいのであろうと思われます。メ ーカーにとっても負担になる話だろうと思います。 竹内@ふじみ野.東上 |
こういったFCC決定や裁判からの影響なのですが、通信料金 体系について「従量制」に移行する会社が増えるような気もしま す。なぜならば、現状ではインフラ整備に必要な資金調達ルール が、十分に確立されているとは言いがたいと思うからです。コン テンツ系の会社は「インフラただ乗り」批判をされようとも、イ ンフラ会社に対してお金を出すかは、良くわからないです。 従量課金をされると「インターネットは死ぬ」という意見を言 う方もおられるようなのですが、現実はどのように進むでしょう か。 フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行という動きも ありますし、ブロードバンド・トラヒックが減少する訳が無いと 私は思います。 竹内@ふじみ野.東上 |
仮に小規模な地域WiMAXのような事業者が「帯域制御厳禁」 といった規制を受けると仮定すると、もし彼らが十分な周波数や インフラ建設資金を得られない場合にはどうなるのだろうか?と いう見解も出ていると思います。米国でも小規模なブロードバン ド事業者が多いので、FCCの会議でも懸念を示して反対してい た人がいると思います。 地域WiMAXならば、日本ではCATV会社が手がけている ケースも多いようなので、日本でも無縁の問題ではないだろうと 思います。 竹内@ふじみ野.東上 |
ヨコネタなのですが、日本においてC−SPANのような番組 が立ち上がらない事について懸念を示している意見が以前から出 ていると思います。紹介しておきます。 http://www.japancm.com/sekitei/sikisha/2007/sikisha20.html 日本には「貴重な情報は、お金を出してでも入手する」という 文化はあまり無いようなので(無形物の価値が低い社会)、元か ら無理な話なのだろうと思います。改善するには、何10年もか かるような気がしています。 面倒くさいのですが、大切な事はアメリカをぐるっと迂回して、 しかも難儀な英語で日本に落ちてくるというのが現状だと思われ ます。 竹内@ふじみ野.東上 |