CATV
研究所
navi_bar
トップ
ページ
総合情報 全国版/エリア版 エリア版 エリア版・過去ログ(書き込み不可) 運営室
総合
掲示板
旧総合板
過去ログ
J:COM
[][]
その他
[コ][]
iTSCOM
[][]
Mediatti
[][]
M-NET
[][]
CNO
[][]
MCat
[][]
連絡
掲示板
各掲示板
の趣旨
現在位置
CATV研究所・総合掲示板 [リストへもどる]
一括表示
タイトルデジタル受信機の普及台数
記事No4709
投稿日: 2010/11/07(Sun) 00:49
投稿者竹内@ふじみ野.東上   <takeuchi@jcom.home.ne.jp>
参照先http://blog.fujimino.tv/
 NHKが、時々デジタル受信機の普及台数を発表していると
思います。公共放送という立場から、比較的中立な目で見てい
ると思うのですが。2010年10月の数字が、下記に出てい
ました。

 http://www3.nhk.or.jp/pr/marukaji/m-giju283.html

 10月の単月に売れた地デジ対応テレビの台数が283万台
と出ていると思います。一方、CATV用のSTBはたったの
19万台で、私はこの数字の小ささに着目をしました。これだ
けの差がありますと、メーカー各社にいくら言ってもアンテナ
受信用の一般製品の方が先に開発・製品化される訳で、CAT
V用の開発は後回しにされて、新規参入メーカーが出現しない
のも仕方が無い状況かと私は思いました。

 一般にCATV用のSTBは、解約があったら中古STBを
グルグルと使いまわす訳で、メーカーにしてみれば新品が売れ
る台数は限定的なので、魅力が少ない商売なのだろうと思いま
す。これでは、CATV加入者への「売り切り」のSTBが増
えない事には、メーカーのモチベーション(新製品開発意欲)
は下がったままだろうと私は思いました。超円高の時代でもあ
るので、採算が取れない新規事業には、日本のメーカーはやっ
て来ないだろうと思うのです。ソニー製STBとかには、個人
的には期待をしてみたのですが...。

 CATV会社にしてみても、旧式なSTBを長期にわたり使
いまわすと(パナソニックのTZ−DCH500が、現在でも
存在するそうですが。この機種はi.LINK端子を装備して
いるので、一部では人気が有るらしい。)費用面では良いかも
知れないのですが、機能面で新サービスの提供に支障を来たす
筈なので、どうなのか?と疑問に感じます。(たとえばH.2
64を採用して配信チャンネル数を抜本的に増やすような場合。
地デジのトラモジを廃止して空き周波数を増やすような場合。)

 携帯電話機の場合には、新機種への入れ替えが激しいのは、
皆さん良くご存知かと思います。CATV用STBではそのよ
うな話が無くて、凄く長期間使うようになっていると思います。
たとえば私の所の事例で考えますと、3Dブルーレイ再生に対
応したSTBが出る気配を感じませんし、「対応が凄く遅い!」
となる訳です。

 この「アンテナ受信用機器の台数の方がはるかに多い」とい
いう状況は、もう日本のCATVにとっては「構造的問題点」
になりつつあると思うのですが。アメリカの「ケーブルカード
対応受信機」「QAM受信機」のような仕組みを日本では持っ
ていないので、CATVの有料多チャンネル放送やBSの配信
をどうするのであろうか?という話です。受信機の普及には、
かなりの努力が必要で、2011年7月に向けてアンテナ受信
用の受信機がかなり売れてしまったので(家電エコポイントの
威力が凄かったと思うのですが、それはSTBの世界には無関
係)、この状態からの挽回は難しいと思うのです。

 竹内@ふじみ野.東上