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タイトルVHFハイバンドを利用した全国向けマルチメディア放送
記事No4347
投稿日: 2010/07/25(Sun) 06:24
投稿者竹内@ふじみ野.東上   <takeuchi@jcom.home.ne.jp>
参照先http://blog.fujimino.tv/
 こんにちは。

 タイトルに書いた案件が、次第に具体的に語られるようになっ
てきたと思います。これは、地上アナログ放送の「跡地利用」の
一つであり、これの成否により10年間も大騒ぎした「地デジ化」
の意義まで問われる事になると思います。このサービス提供が失
敗すると、何のために大金をはたいたのか、という話になると思
うのです。

 方式的には、ISDB−Tmmを使う物とメディアフローを使
う物とが有ると思いますが、電波の割り当て枠は「1つ」しか無
いので、どちらが勝つのか競争がヒートアップしていると思いま
す。放送的に提供するのか、携帯電話的に提供するのか、という
違いが有ると思います。

 過去にモバイル放送(モバHO!)の失敗例が有り、東芝はか
なりの損をかぶった筈なので、今回も本当に普及するのか懸念を
する点が有ります(個人的見解です。)。

 モバイル放送公式サイト
 http://www.mbco.co.jp/

 モバHO!に関連した記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/29/news045.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080808/312465/

 初期投資や運営経費が巨額になるのに、加入獲得やP/Lの点
で無理をしており、最初から勝ち目が無かった事例だと思うので
すが。東芝ですと、CATV事業の難しさも過去に経験していた
筈だと思います。

 全国向けマルチメディア放送でどちらの方式が採用されるにせ
よ、従来は存在しなかった新方式の受信機をこれから普及させる
という話ですから、そう簡単ではないと思います。送信設備など
のインフラも、基本的には新規設置ですね。「ワンセグ」という
物が既に存在しますが、それとは異なる物ですし。現在は携帯電
話機は割賦販売方式なので、利用者の端末買い替えサイクルは長
くなっていますから、その事への対応、あと「スマートフォン」
という流れが有りますから、それとの関連性という話も有るだろ
うと思います。方式によっては、外国の端末メーカーの参入が困
難になる可能性も有ると思います。

 あと、地上アナログ放送の跡地周波数に、地上放送局にとって
はライバルになるかも知れない物が出現する訳ですが。全国向け
サービスとの事なので、地上放送のようなおかしな業務区域の問
題は消滅する事になるのでしょうか。また衰退していると言われ
る、「ラジオ」との関連性も気になるところです。

 勝敗で困るのであれば「周波数オークション制度を」という話
もありうると思うのですが、今回もそれは導入しないのでしょう
かね。日本の周波数割当というのは、どうやって決まっているの
かはっきりとしない点が多々有ると私は思います。

 これ以外に、VHFローバンドに関する話題も有りますね。

 またCATVの世界には「地デジDA変換」という物が同じ周
波で存在するので、CATV回線上の信号と空中の電波とが混信
しないかは、注意する必要が有ると思います。

 竹内@ふじみ野.東上

タイトルRe: VHFハイバンドを利用した全国向けマルチメディア放送
記事No4527
投稿日: 2010/09/09(Thu) 05:40
投稿者竹内@ふじみ野.東上   <takeuchi@jcom.home.ne.jp>
参照先http://blog.fujimino.tv/
 インプレスの記事で確認したのですが、長引いていたこの件、
決着した(?)ような気がします。以下が記事のURLです。

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100908_392485.html

 非公開会議もあったようなので、何がどうなって決まったの
か、詳細はわかりませんが。「電波監理審議会の答申」という
形になっていますから、まだ総務省や総務大臣の判断という物
が入る可能性が有ると思います。

 なおこれは、地上アナログ放送の周波数の「跡地利用」の一
つなので、10年間もの長い歳月をかけて地デジ化をやった意
味が有ったのか、問われる事業案件になると私は思います。放
送の跡地は、やはり放送的サービスに利用する事になる訳で、
在来の地上波局にしてみれば「ライバルの出現」になるでしょ
うね。

 小型画面を対象としたサービスなので、ハイビジョンのよう
な大型画面・固定受信との「分野の棲み分け」は興味深いです。
また過去の「モバイル放送」と同様な事業失敗を犯さないかも、
注目をしたいと思います。モバイル放送の失敗事例では、東芝
あたりが赤字を背負う事になったと思うのですが。

 ソフトバンクあたりは、どのように対抗するのかな?とも思
うのですが。

 昨今のUGC(CGM)やSNSといった傾向への適応性と
いうのは、私には良くわからなかってです。動画機能を持った
携帯電話という物が多数有りますから、放送分野では話題にな
る社会現象だと思うのですが。

 竹内@ふじみ野.東上

タイトルRe^2: VHFハイバンドを利用した全国向けマルチメディア放送
記事No4529
投稿日: 2010/09/10(Fri) 04:01
投稿者竹内@ふじみ野.東上   <takeuchi@jcom.home.ne.jp>
参照先http://blog.fujimino.tv/
 再度、こんにちは。

>  ソフトバンクあたりは、どのように対抗するのかな?とも思
> うのですが。

 ソフトバンクは、どうもISDB−Tmm方式に対応した端末
を販売する事を考えているような気がします。ただし、アップル
社が日本独自方式の端末を開発・販売するとは考え辛いので、ど
こか国産他社の端末を売るのかな?と、私は推察しました。

 いずれにしても、「モバイル放送」と同様な失敗を避ける事が
鍵になると、私は思います。モバイル放送の場合には、対応した
端末が殆ど売れなかったようですが。日本には「無料で受信でき
る放送」が非常に沢山有るので、それへの対抗策も検討が必要だ
と思います。既存のCATVやCS等の日本の有料放送市場につ
いても、良く検討しておく必要が有ると思うのですが。(お金を
払ってでも放送を視聴する人が、どの程度いるか。)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%AB%E6%94%BE%E9%80%81

 CMだらけの無料放送を併用しても、嫌われるかも知れません
し。

 番組供給会社の動向も重要そうなので、下記をあらためて紹介
します。番組提供を受けるための交渉は、そう簡単ではないと思
うのですが。番組を自主制作すれば、それはそれでお金がかかり、
USENのGyaOのようになる可能性も有りますし。

 http://www.eiseihoso.org/labo/release.html
 http://www.eiseihoso.org/

 あくまでも放送サービスなので、「放送法」からの規制を受け
る事についても留意が必要でしょうね。「通信」のような、自由
な世界ではないと思うのです。

 竹内@ふじみ野.東上